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Special Interview 土屋太鳳 × 片寄涼太

初恋から現在まで告白12 連敗中の女子高生に人生最大のモテ期がやってきた!
“私を捕まえてくれる王子様は誰!?”と夢見る妹を必死に守ろうとする兄…。
思い切り笑って、キュンキュン泣けちゃう究極のラブストーリー
『兄に愛されすぎて困ってます』が6 月30 日(金)に公開される。
原作は人気コミック、そしてすでに放送されたTVドラマとの連動もあり、
ファンの期待度も高まる中、妹役の土屋太鳳さんと兄役の片寄涼太さんに映画の魅力を伺った

モテる女の子の要素は、感情を素直に  表現できて、頼ることを知っていることかな(土屋)
自分たちの歌『空』が、少しでも作品に華を添えられるような音楽になればいいなと…(片寄)

 国民的人気の女優・土屋太鳳さんと片寄涼太さんや千葉雄大さんなど“兄系イケメンズ”が出演する映画が今、注目を浴びている。原作は、夜神里奈氏の最新作である「兄に愛されすぎて困ってます」だ。累計180万部を突破し、現在も連載中とノリにのっている作品を実写化。まずは4月12日より全5話のドラマが、オンエアされ“兄系イケメンズフェスティバル”が幕開けした。監督は、『俺物語‼』や『チア☆ダン~女子高生がチアダンで全米制覇しちゃったホントの話~』の河合勇人氏。ストレートでキャッチーなタイトルと、テンション高く夢のようなストーリー展開をしていく作品の世界観が映画版ではどう描かれるのか、6月30日の公開を前に“兄こま”ファンをはじめ、多くの女性が心待ちしている。
 好きな男子に告白してはフラれ、12連敗中の“せとか”を演じるのは、土屋太鳳さん。せとかと血がつながっていない兄役“はるか”はGENERATIONS from EXILE TRIBEでボーカル&ダンスを務める片寄涼太さんが挑戦している。
片寄「正直、本当に申し訳ないんですけど、僕は土屋さんのお芝居を知らなくて、たまたまアーティストのミュージックビデオで踊っているのを見たのが初めてでした。撮影が進むにつれて、ひしひしと大女優であることを感じるようになりました(笑)」
土屋「カッコいいアーティストさんというイメージが強く、クールな方なのかなと思っていました。でも実際にお会いしたら面白く優しくて、撮影の初日から『お兄』って呼ばせていただいていました。役に対する姿勢であったり、歌を歌われるので言葉をすごく大事にされていて、それがセリフを聞いていて伝わって来ました。ライブツアーをしながらの撮影は体力的にも本当にキツかったと思いますけれど、すごく難しいシーンも本当に支えてくださっていい“お兄”だなと思っていました」
 映画初出演となる片寄さんは、撮影初日はかなり緊張していたようだが、土屋さんとの距離を縮めるためにそっと日傘を差したり、扇子で仰いだりと“お兄”ぶりを話してくれた。
 そして主題歌は、GENERATIONS from EXILE TRIBEの『空』。物語の終盤の大事なシーンで、片寄さんがしっとりと歌い上げているバラードが流れる。ポップで勢いのある楽しい世界観を感動までもっていきたいと、大切な人を想う気持ちを描いた自分たちの音楽が使われていることに関しては
片寄「もう、これほどにありがたいことはないですね。チャンスをいただき、言葉では言い表せないくらい感謝しなければいけないなと思っています。その分、作品に少しでも華を添えられるような音楽になっていればいいなと」
 甘く切ないバラード曲が心にしみて、素直な気持ちで世界観を味わえるのも年齢問わず『兄こま』を楽しめる要素なのかもしれない。“妹を泣かせる奴は許さねぇ”と告白相手から必死にせとかを守ろうとするうちに、“妹に恋しているのかも”と自身の恋心に気づき揺れ動き始める。
片寄「お兄の気持ちを知らずに、せとかはガンガン妹として接してくるわけですよ。それって妹として魅力的ですよね。自分の本当の気持ちを抑えながらも兄を演じるはるかがいいんですよね。最後までちゃんと兄妹らしさが出るようにということだけは意識していました」
土屋「そうなんです。なので、監督も含めて、どうしたら兄妹ぽさを失わずに表現できるかなど、時間をかけて話し合いました。コミュニケーションの多い現場で、話し合いを大事にするチームだったと思います」
片寄「夜中の2時に話していたよね」
土屋「それだけ難しいシーンが多かったんです」
片寄「緊張もしたし、ドキドキすることも多かった。お祭りのシーン、スイカを食べるシーン、お風呂のシーン、鏡前でのシーン… とすべてのシーンがストーリーのなかですごく大切で、特に鏡前ではるかがせとかを後ろから抱きしめるシーンは本当に難しかったです」
土屋「私もすごく緊張しました」
片寄「自分でもなんであの演技ができたのかっていうのは未だに思い出せないですね。監督もカットをかけずにゆだねてくださったので、そのまま演じ通しました。」
 初恋からずっとフラれまくっていたせとかに突然人生最大のモテ期が到来し、ストーリーが展開しはじめるが、
土屋「私にはモテ期というものが到来したことがないので、せとかを通して素敵なイケメンの方々にモテる体験をさせていただいてありがたい時間を過ごさせていただきました(笑)。せとかは感情をすごく素直に表現できますし、頼ることを知っているということはいいことだなと思うので、そこがモテる要素なんじゃないかなと。はっきり言ったり表現した方が、気持ちは伝わりやすいんですよね。自分の心を言葉にできるというのはとでも大事なことだなとせとかを演じていて感じました。 片寄「そう、素直に表現してくれたり、言葉にしてくれたりというところが可愛い。お兄が何かをしてあげた時に、感謝されると嬉しいし、守ってあげたいという気持ちになりますよね」
 最後に映画版の楽しみ方を伺ってみた。
片寄「ドラマを観てこの作品のファンになっていただいた方にも『この先どうなっていくんだろう』っていう気持ちとともに映画を観ていただけると楽しめるんじゃないかなと思っています」
土屋「監督は登場人物の魅力をすごく引き立たせる方なので、それぞれのキャラクターに、女の子たちはよりキュンキュンしていただけるかなと思っています。映画ではせとかが大人になる一歩をふみだせる、本当の自分はなんなのか、本当の愛情はなんだろうと考えながら成長していく様子が描かれています。コメディ要素もあるんですけれど、一人ひとりの心情の部分がしっかり見えてくる人間ドラマとしてもお楽しみいただけると思います」


TEXT / Atsuko Tanabe
PHOTO / Hirohiko Eguchi (Linx)
[Tao Tsuchiya]
STYLING / KOSEI MATSUDA SIGNO
HAIR&MAKE / Taichi Nagase(VANITES)
[Ryota Katayose]
STYLING / Keisuke Yoshida
HAIR&MAKE / Takeshi Teramoto
Tao Tsuchiya
1995年2月3日生まれ。2005年「スーパー・ヒロイン・オーディション ミス・フェニックス」審査員特別賞を受賞。2008年映画「トウキョウソナタ」にて役者デビュー。2014年にはNHK連続テレビ小説『花子とアン』に出演、2015年に『まれ』のヒロインに選ばれ、今や国民的女優として活躍中。

Ryota Katayose
1994年生まれ。2010年2月より行われた「VOCAL BATTLE AUDITION2~夢を持った若者達へ~」ファイナリストを経て、2012年『GENERATIONS』のボーカルとしてデビュー。2014年には、ドラマ『GTO』で俳優デビューを果たす。

Vegas「兄に愛されすぎて困ってます」
 監督/河合勇人 脚本/松田裕子 
 出演/土屋太鳳、片寄涼太(GENERATIONS from EXILE TRIBE)、
 千葉雄大、草川拓弥(超特急)、杉野遥亮 他
 6月30日(金) 全国ロードショー

(C)2017「兄こま」製作委員会 (C)夜神里奈/小学館