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Special Interview 三吉彩花

麻生羽呂による人気コミック『今際の国のアリス』の実写版がNetflixにて全世界同時配信される。
本作は、荒廃した謎の世界“今際の国”に迷い込んだ主人公たちが、生き残りを賭けて命懸けの“げぇむ”に挑むSFサバイバルだ。
三吉彩花さんが演じるのは合理的かつ理性的なアン役。
残酷な“げぇむ”に体を張って挑んだ撮影のエピソードをはじめ、誰もが憧れるそのスタイル維持の秘訣、そして今後の目標や夢まで。
たっぷりと語って頂いたインタビューをお届けします。


困難もなんとかなるのマインドで。
やるだけやってダメなら諦めるけど、当たって砕けろで突き進みます!


 ショートパンツからスラリと伸びる長い脚、サングラスからのぞくクールで知的な眼差し。作品に登場した“アン”の凛とした姿は見事に三吉彩花さんとマッチしていた。
「嬉しいです。原作を読んだ時に1番惹かれたのがアンだったので。サバサバしていて基本的にクールなところが見ていて気持ち良いですし、なんとなく自分に近い感じがしました。ですが、アンは知能系“げぇむ”を得意とするけど、私はバランス重視型ですね」
 “げぇむ”というのは、登場人物たちの前に立ちはだかる過酷なゲームのこと。突如廃墟と化した東京で目を覚ました登場人物たちが、強制的に参加させられることとなる命がけの“げぇむ”は、知能型、体力型、心理戦型、そして頭脳と体力にくわえチームワークが求められるバランス型の4ジャンルに分けられる。
「体力に自信があるわけでもないですし、心理戦だと“実はそこに罠があったか”というところにまんまと引っかかりそう。バランス型ならみんなと協力しあってなんとかクリアできるかなと。1番いやなのは体力系ですかね。おにごっこは絶対にイヤです。急にびっくりさせられるのがすごく苦手なんです。なので遠くから鬼が見えてるうちはなんとか頑張れますけど、急に出くわしたらまんまと撃たれて終わると思います(笑)」
 体力系ではないと言えども、アンが挑む“げぇむ”は、相当ハード。大量の水が流れ込む部屋に監禁され、制限時間内に答えられなければ、溺れてしまうだけでなく、水に高圧電流が流れるという過酷な“げぇむ”。撮影自体も相当大変だったとか。
「水の中にずっと浸かっているだけでも大変だったのですが、私の立ち位置が1番水流の強い場所だったので、浮いてこないようにするのに必死で、重りをつけたりしてなんとか乗り切りました」
 “今際の国”のような過酷な場面に遭遇することは、実際にはないと思うが、突然不条理な状況に陥ったり、困難を乗り越えなければいけない場面は、生きていれば誰しも経験すること。そんなとき、三吉さんはどう乗り切るのだろう?
「なんとかなるのマインドで乗り越えます。どちらかというと、当たって砕けろタイプです。できないと諦める前にまずがんばってみる。ネガティブになってしまうと、どんどんダメな方向に引っ張られてしまうので、一旦冷静になります。相手がいる場合は特にです。相手の話も聞きつつ、自分の意見も聞いてもらって、みんなが気持ちいい結果が出るように、あまり感情的にならないよう心がけています。あとは、これを乗り越えられたら美味しいご飯が待ってる! など、ポジティブな考え方に頭をシフトします」
 今、ご褒美に欲しいのは? と聞くと「火鍋!」と即答が。
「とにかくお鍋が食べたくて。火鍋のためならがんばれます(笑)。あとはこれを頑張ったら友達に会える、実家に帰れる! など。小さなご褒美をいつもいっぱい用意しています」
 食べるのが大好きという三吉さん。気になるそのスタイルと美貌の秘訣を伺うと。
「今回も衣装が水着だったので、体型維持には気を使いました。共演者の朝比奈彩ちゃんと現場で一緒に脂肪燃焼クリームを塗ったりして(笑)。あとは普段から週2ペースでジムに通ってトレーニングしています。私は細いだけの体にはあまり魅力を感じないので、しっかり筋肉をつけつつ、美しいラインになるように意識しています。理想はお尻がプリッとしていて上を向いている外国人のような体型ですね。あとはストレスが溜まると暴飲暴食に走ってしまうので、ストレスを溜めないように気を付けています。そのためにも毎晩寝る前に飲むのが『いり番茶』という京都のお茶。煎ってあるのでとっても香ばしくて、その香りでリラックスできるんです。あとは、お肌が弱いので、季節ごとに化粧水も変えていますし、髪の毛も広がりやすいのでシャンプーも色々試します。あとは…」
次々と出てくる美容情報。あまりに詳しいので驚いていると、「私、実は美容オタクなんです」と意外な一言が。
「実は、今回のアンのメイクもほとんど自分でしているんです。アンのキャラに合わせたメイクをしたので、ぜひそこにも注目してもらえたらうれしいです。こんな風に取材をしていただくことで、私の色んな一面を知ってもらえる機会が増えて嬉しいです」
 『今際の国のアリス』は、Netflixで全世界に一斉配信される。それは三吉さんにとって夢の第一歩、念願がひとつ叶った瞬間だったと話す。
「いつかは海外作品にも出演したいという思いがあるので、ずっとNetflixの作品に出たかったんです。世界中のどこからでも好きな時間に見てもらえるので。この作品を通してこういう女優もいるんだなって知ってもらえたら嬉しいです」
 来年には初となるミュージカルへの出演も決定した三吉さん。
「今からやらなければいけないことだらけですが、新しいことに挑戦するのはとてもワクワクします。これからも色んな三吉彩花を見てもらえるように頑張りたいと思います」


PHOTO / Hirohiko Eguchi (Linx.)
STYLING / Ami Michihata
HAIR & MAKE / RYO
TEXT / Satoko Nemoto

Profile
1996年生まれ。2010年「ミスセブンティーン2010」に合格し、雑誌「Seventeen」の専属モデルとなり、“女子高生のカリスマ”と呼ばれる。2017年には同誌を卒業。雑誌「25ans」や「ELLE JAPON」でモデルを務めるほか、2012年には映画「グッモーエビアン!」で女優デビュー。映画「旅立ちの島唄~十五の春~」で第35回ヨコハマ映画祭最優秀新人賞受賞。2015年のドラマ「エンジェル・ハート」では連続ドラマ初ヒロインを務め、その後は女優として多くのドラマ、映画に出演。

衣装/ジャケット 83,000円 トップス 35,000円 スカート 81,000円
パンツ 98,000円(参考商品) /Acne Studios
Acne Studios Aoyama TEL03-6418-9923
イヤーカフ 52,000円 リング(右手人差し指) 78,000円
リング(左手人差し指・中指) 74,000円(参考価格) /CHARLOTTE CHESNAIS
EDSTROM OFFICE TEL03-6427-5901


Vegas 「今際の国のアリス」
 原作/麻生羽呂「今際の国のアリス」(小学館「少年サンデーコミックス」刊)
 監督/佐藤信介 脚本/渡部辰城、倉光泰子、佐藤信介
 出演/山﨑賢人、土屋太鳳、村上虹郎、森永悠希、
 町田啓太、桜田通、朝比奈彩、三吉彩花 他
 2020年Netflixにて、12月10日(木)より全世界独占配信開始